Sunday, December 03, 2006

BEER:Hoegaarden Verboden Vrucht biere sur levure



今日のBEERはHoegaarden Verboden Vrucht biere sur levure(ヒューガルデン・禁断の果実) です。
原産国:ベルギー
原材料:麦芽、小麦、ホップ、酵母、オレンジビール、コリアンダー
品名:ベルギー発泡酒(スパイス等を含む為、法令上発泡酒)
アルコール分:約8.5%
醸造方法:上面発酵、瓶内二次発酵
ルーベンスの絵画「アダム&イブ」を下絵にしたラベルデザインで有名なビールです。
程好いホップの味わいがあり、
甘く濃厚な芳香とスパイシーさが漂う神秘的な味わいが魅力です。
原材料にコリアンダーやオレンジピール(オレンジの乾皮)などのスパイスを使用し、
ローストモルトの味わいにふくよかさとフルーティーさを与え、
上品な赤ワイン的な味わいに仕上げられています。
ろ過後、瓶詰め時に2次醗酵用の酵母と少量のシュガーが加えられた瓶内醗酵タイプ。
生きた酵母をそのまま瓶詰めしている為、高級ワインのように熟成も楽しめるグルメビールです。
(熱処理はしていません) 肉料理、チーズと相性の良いビールです。
(輸入代理店:小西酒造株式会社hp http://www.konishi.be/)

BEER:Löwen bräu



今日のBEERはLöwenbräu(レーベンブロイ) です。
原産国:ドイツ
材料:麦芽、ホップ
アルコール分:約5%
醸造方法:下面発酵
ドイツ語で、レーベンは「獅子」、ブロイは「醸造所」を意味します。
レーベンブロイとは、王者ライオンの称号を持つビールのことです。
ドイツのビール造りの歴史は古く、
11世紀にはホップの添加されたビールが造られていたほどです。
そして15世紀にバイエルン地方で生まれたのが下面発酵ビール。
その風味は穏やかで変質が少なく、
今日、世界中で愛飲されているビールに近いものでした。
もちろんレーベンブロイ社もすでにビール醸造を始めており、
多くのビール会社と醸造技術を競っていました。
15世紀までは、泡立ち、見た目、日持ちを良くするため、
ビールにはさまざまな 原料が使われていました。
そのため、粗悪な不純物が混入したり、肝心の味が落ち たり・・・。
そこで1516年、バイエルンのウィルヘルム4世により発布されたのが「ビール純粋令」。
ビールの品質維持のため、原料を「麦芽・ホップ・水」に限定しました。
もちろんレーベンブロイもこの法律を守り、現在も変わらぬ味と品質をお届けしています。
19世紀に入るとレーベンブロイ社は輸出に力を入れ出しました。
自由貿易がやっと始まった時代に近隣諸国はもとよりアメリカにまで輸出していたのですから驚きです。
その後二つの大戦という苦難を乗り越えてドイツ屈指のビール会社へと成長。
現在では輸出、ライセンス生産を合わせて、世界50ヶ国以上で広く愛飲されています。

(輸入業者:アサヒビールhp
http://www.asahibeer.co.jp/enjoy/worldbeer/lowenbrau.htm)

BEER:Bass & C PALE ALE


今日のBEERはBass & C PALE ALE(バス ペールエール)です。
原産国:イギリス
材料:麦芽、ホップ、糖類、香料
アルコール分:約5.1%
醸造方法:上面発酵
1777年、創業者のウィリアム・バスがブルワリーを開設したバートン・オン・トレントは、
イギリス中部・スタッフォード州にあります。
ここに湧き出る水は、大量のカルシウムやマグネシウムなどのミネラルを含有する硬水。
この良質で豊かな水の恵みが、バス ペールエールを育んできました。
バートンでは古くから高品質のビールが造られ続け、今日でも「英国のビールの都」と呼ばれています。
コクが強いのが常識とされているイギリスビールの中で、
とくにキレ味が良いのが“バス ペールエール”。
飽きのこないスッキリとしたのどごし、そのうまさの決め手は「上面発酵」。
日本のビールの主流は発酵の終わりに酵母が沈む下面発酵ですが、
“バス ペールエール”は、発酵後に酵母が液面に浮き上がる上面発酵。
これが独特の味、個性的なうまさを生み出します。
ペールエールとは「淡い色(pale)なエール」という意味。
他ののエール(スタウトなど上面発酵の種類)に比べて淡い色ということに由来している。
(輸入業者:アサヒビールhp
http://www.asahibeer.co.jp/enjoy/worldbeer/bass.htm)

Saturday, December 02, 2006

BEER:GUINNESS EXTRA STOUT


今日のBEERはGUINNESS EXTRA STOUT(ギネス・エクストラスタウト)です。
原産国:アイルランド
原材料:麦芽、ホップ、大麦
アルコール分:約5%
醸造方法:上面発酵
19世紀末に、ダブリンのギネス醸造所は世界最大規模を誇るようになった。
ギネスは黒ビールの新星であり、ドライなスタウト(黒くなるまでモルト《麦芽》をロースト)の代名詞として定着した。
1880年に政府が麦汁濃度に比例して課税率を引き上げた際、
ギネス社は麦芽の一部を大麦にかえて仕込み濃度を低め、
苦味をおさえたライトタイプのスタウトを製造して重税の危機を回避した。
このとき生まれたのが今日の主流であるギネス・ドライ・スタウトである。
以降大麦の使用はギネス・スタウトの醸造の工程に欠かせないものとなっている。
つまり麦芽ではなく未発芽のフレーク状の大麦を原料とすることにより、
ギネス特有の純白できめの細かいなめらかな泡と、
焦がした大麦によるチョコレートのようなアロマ、ドライかつ軽やかな風味を実現している。
(ギネスhp http://www.guinness.com/ja_jp/)







BEER:TSINGTAO


今日のBEERはTSINGTAO 青島啤酒(チンタオビール生) です。
原産国:中国
原材料:麦芽、ホップ、米
アルコール分:約4.5%
醸造方法:下面発酵
1903年にドイツの投資家によって創立された、
中国で一番古いビールです。
青島は青島ビールによって知名度が高まったとも言われています。
1916年日独戦争で青島を占領した日本人が、
青島ビール工場を買収し、
1945年まで朝日、麒麟ビールを生産していました。
1949年解放後、青島ビール工場は国有になり、初めて世界への輸出を開始。
1999年から深圳に、
日本のアサヒビールとに合弁企業、深圳青島啤酒朝日有限公司(青島40%、アサヒ60%)を設立し、
中国国内向け「スーパードライ」の出荷をしている。
また、日本向けには青島ビールを出荷している。

「チンタオ」の命名者はドイツのヴィルヘルム二世。
青島は中国語の発音では「Qingdao」だが、
当時のドイツ語のスペルは「Tsingtau」だったため、
今でも名物ビールの名前は「Tsingtao」とドイツ風を留めた綴りになっている。

(輸入業者:アサヒビールhp
http://www.asahibeer.co.jp/enjoy/worldbeer/tsingtao.htm)


BEER:Carlsberg


今日のBEERはCarlsberg(カールスバーグ クラブボトル) です。
原産国:デンマーク
原材料:麦芽、ホップ、香料(ホップに由来、日本では法律上)
品名:ベルギービール
アルコール分:約5%
醸造方法:下面発酵
デンマーク王室御用達証付き。
世界中で最もよく飲まれている下面発酵ビール(ラガービール)。
このビールの醸造に多大な貢献をしたのが、19世紀に行われた3つの発明だった。
1つめはリンデ(独)の冷却機の発明。
これにより、低温で熟成する下面発酵ビールを季節を問わずいつでも醸造することが可能になった。
2つめは、パスツール(仏)による低温加熱殺菌法の発明。
これによりビールの長期保存が可能になった。
そして3つめが、カールスバーグ研究所、ハンセン博士による酵母の純粋培養技術の発明である。
ハンセンの酵母純粋培養技術は特に近代ビール産業の発展に大きく貢献しており、
カールスバーグは、下面発酵酵母の学名(サッカロマイセスカールスベルゲンシス)に、
その名を冠する栄誉を受けた。
(カールスバーグ/サントリーhp http://www.carlsberg-japan.com/)